冬のフランスドライブ旅行記 2日目(2008/12/24) ② リヨン [フランス旅行]
リヨンに到着し、Part Dieu駅のホームで夫と合流した。
車は夫がリースしていたRenaultのClio (日本ではLutéciaという名前)。
車を旧市街の駐車場に停め、まずは、フルヴィエールの丘へ。
本来は感動するくらい眺めのよいところと思われるが、
この日はあいにくの曇りで、こんな感じ。
赤屋根の低い建物が続く中に
「なんじゃーこれはー?」というくらい目立つビルがあるが、
調べてみたら、ホテルらしい。(Radisson Blu Hotel )
ホテルのHPには''Europa's tallest hotel'' と書かれている。
白亜のノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ大聖堂も、やはり青空バックのほうが
美しくみえるのだろう。
ちなみに、毎年12月8日にリヨンでは光の祭典Fete de Lumiereが行われるらしい。
その時にはこの聖堂もライトアップされ、大変に美しいらしい。
リヨンはあのサン・テグジュペリの出身地でもあり、空港に名前が冠せられていたり、
銅像がたっていたりするのだけど、
フランス語で書くとSaint-Exupéryである。
フランス語の基礎を知らないと日本語カタカナの語感とこの綴りとが結びつかないので、
最初街中で、この綴りを見かけても、サン・テグジュペリのこととは気付かなかった。
リエゾンっていうやつですか...
昔ちょこっと語学に興味があった時期もあったけど、
私にはどうも無理なようで...
さて、この日は12月24日。
カトリック教徒の多いこの国では、大事なクリスマス・イブの日は早く店が閉まってしまうので、
買いだしをしておかねばならない。
特に翌日、12月25日は、飲食店が空いている保証もないので、今日のうちにある程度
買い出ししておいて明日は自炊の予定。
というわけで、Part Dieu駅のカルフールに行く。
カルフールはすごい人出でごった返していたが、
我々がまだ商品をみている間に、店員のオバチャンがやってきて
「もう店閉めるから、さっさと出てって頂戴」的に急きたてられ、
追い出されてしまった。
やっぱり。。。
あと、本日の夕食はそもそも、食べられるのだろうか。
店が開いてないかも、、、と焦って、旧市街にいったが、
やはり人もあまり出歩いておらず閑散。
飲食店も見る限りほとんど閉店している。
仕方なしに空いているピザ屋へ。
食の都、リヨンでピザ屋ですか...
まあ、予想していたし、そもそも全くグルメでもないので、いいのだけど。
それにしても、日本のクリスマス・イブの街の賑やかさと対照的だ。
本来は家族と家で過ごす日なのだろうが、
なんで日本ではクリスマス・イブは恋人と過ごすロマンティックな日みたいな
位置づけになっているのか、不思議。
私達はロマンティックさのかけらもないので、
閑散とした街を後に、さっさとホテルに帰り、寝てしまった。
冬だからある程度致し方ないとして
毎日曇天のフランスも残念なので、明日は少しでも晴れてくれればなあと思いながら。
車は夫がリースしていたRenaultのClio (日本ではLutéciaという名前)。
車を旧市街の駐車場に停め、まずは、フルヴィエールの丘へ。
本来は感動するくらい眺めのよいところと思われるが、
この日はあいにくの曇りで、こんな感じ。
赤屋根の低い建物が続く中に
「なんじゃーこれはー?」というくらい目立つビルがあるが、
調べてみたら、ホテルらしい。(Radisson Blu Hotel )
ホテルのHPには''Europa's tallest hotel'' と書かれている。
白亜のノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ大聖堂も、やはり青空バックのほうが
美しくみえるのだろう。
ちなみに、毎年12月8日にリヨンでは光の祭典Fete de Lumiereが行われるらしい。
その時にはこの聖堂もライトアップされ、大変に美しいらしい。
リヨンはあのサン・テグジュペリの出身地でもあり、空港に名前が冠せられていたり、
銅像がたっていたりするのだけど、
フランス語で書くとSaint-Exupéryである。
フランス語の基礎を知らないと日本語カタカナの語感とこの綴りとが結びつかないので、
最初街中で、この綴りを見かけても、サン・テグジュペリのこととは気付かなかった。
リエゾンっていうやつですか...
昔ちょこっと語学に興味があった時期もあったけど、
私にはどうも無理なようで...
さて、この日は12月24日。
カトリック教徒の多いこの国では、大事なクリスマス・イブの日は早く店が閉まってしまうので、
買いだしをしておかねばならない。
特に翌日、12月25日は、飲食店が空いている保証もないので、今日のうちにある程度
買い出ししておいて明日は自炊の予定。
というわけで、Part Dieu駅のカルフールに行く。
カルフールはすごい人出でごった返していたが、
我々がまだ商品をみている間に、店員のオバチャンがやってきて
「もう店閉めるから、さっさと出てって頂戴」的に急きたてられ、
追い出されてしまった。
やっぱり。。。
あと、本日の夕食はそもそも、食べられるのだろうか。
店が開いてないかも、、、と焦って、旧市街にいったが、
やはり人もあまり出歩いておらず閑散。
飲食店も見る限りほとんど閉店している。
仕方なしに空いているピザ屋へ。
食の都、リヨンでピザ屋ですか...
まあ、予想していたし、そもそも全くグルメでもないので、いいのだけど。
それにしても、日本のクリスマス・イブの街の賑やかさと対照的だ。
本来は家族と家で過ごす日なのだろうが、
なんで日本ではクリスマス・イブは恋人と過ごすロマンティックな日みたいな
位置づけになっているのか、不思議。
私達はロマンティックさのかけらもないので、
閑散とした街を後に、さっさとホテルに帰り、寝てしまった。
冬だからある程度致し方ないとして
毎日曇天のフランスも残念なので、明日は少しでも晴れてくれればなあと思いながら。
冬のフランスドライブ旅行記 2日目(2008/12/24) ① パリ→リヨン [フランス旅行]
クリスマスイブの日。
10時前のTGVでリヨンに向かうのだが、せっかくだから朝少しだけパリを散歩することにした。
そもそも、このフランス旅行で、私はパリにも滞在・観光するつもりであったのに、
夫が「俺はパリには興味ないから行かない」と言って、パリをまったく旅程に入れていないのだ。
(ドライブ旅行なので、昨日の渋滞ぶりをみると、まあ正解だったのかも、とは思う。)
最終日はパリ市内に入ることもなく、CDGにいくだけなので、
パリを少しでも歩いてみるとしたら、この日しかないのである。
といってもあんまり時間があるわけでもないので、
とりあえず地下鉄に乗り、聞いたことのある名前のところ
『コンコルド広場 Place de la Concorde』で降りてみた。
けど、ロータリーをぶんぶん車が走ってるだけで、人の姿も少ない。
そのあたりをぷらぷら散歩。
パリは10年以上前にちょこっと来たことがあるが、
パック旅行だったせいもあり、あまり記憶が鮮やかでない。
まだ、ほの暗くて寒い朝のパリ。
エッフェル塔にも霞がかかっている。
TGVに乗り遅れても困るので、散歩は切り上げて、
ホテルからスーツケースを引っ張ってGare de Lyonへ。
そしてTGVに乗り込む。
クリスマス休暇で利用客が多いかもと思っていたので、
乗車券は日本でH.I.S.で予め買っておいた。
私の席にはオジサンが座っていたが、英語で
「あの~、ここ私の予約した席だと思うんですが。。。」
と言うと、オジサンはそそくさと立って、別の席に移動した。
リヨンまでの2時間はあまり都市のない田舎風景が続く。
パリ付近は天気が悪かったが、途中から晴れ間もでて、
雪景色のところもあり、車窓の眺めが楽しいので
やはり近距離の移動は飛行機より地上をいくほうが
圧倒的に好きである。
10時前のTGVでリヨンに向かうのだが、せっかくだから朝少しだけパリを散歩することにした。
そもそも、このフランス旅行で、私はパリにも滞在・観光するつもりであったのに、
夫が「俺はパリには興味ないから行かない」と言って、パリをまったく旅程に入れていないのだ。
(ドライブ旅行なので、昨日の渋滞ぶりをみると、まあ正解だったのかも、とは思う。)
最終日はパリ市内に入ることもなく、CDGにいくだけなので、
パリを少しでも歩いてみるとしたら、この日しかないのである。
といってもあんまり時間があるわけでもないので、
とりあえず地下鉄に乗り、聞いたことのある名前のところ
『コンコルド広場 Place de la Concorde』で降りてみた。
けど、ロータリーをぶんぶん車が走ってるだけで、人の姿も少ない。
そのあたりをぷらぷら散歩。
パリは10年以上前にちょこっと来たことがあるが、
パック旅行だったせいもあり、あまり記憶が鮮やかでない。
まだ、ほの暗くて寒い朝のパリ。
エッフェル塔にも霞がかかっている。
TGVに乗り遅れても困るので、散歩は切り上げて、
ホテルからスーツケースを引っ張ってGare de Lyonへ。
そしてTGVに乗り込む。
クリスマス休暇で利用客が多いかもと思っていたので、
乗車券は日本でH.I.S.で予め買っておいた。
私の席にはオジサンが座っていたが、英語で
「あの~、ここ私の予約した席だと思うんですが。。。」
と言うと、オジサンはそそくさと立って、別の席に移動した。
リヨンまでの2時間はあまり都市のない田舎風景が続く。
パリ付近は天気が悪かったが、途中から晴れ間もでて、
雪景色のところもあり、車窓の眺めが楽しいので
やはり近距離の移動は飛行機より地上をいくほうが
圧倒的に好きである。
冬のフランスドライブ旅行記 1日目 (2008/12/23) 出発 [フランス旅行]
ちょうど正午ごろのAir France機で関空を出発。
この時、夫はフランスに滞在しており、現地で合流する予定だったので
空の旅は一人旅である。
ちなみに電車で関空にいくときはいつも新大阪から「はるか」に乗っていたのだが、
この時は趣向を変えて南海電鉄の「ラピート」に乗ってみた。
この電車、窓が楕円形だったりして、ちょっと変わったつくりで面白かった。
シートが確か、豹柄じゃなかったかな...
大阪らしいな、と思った記憶がある。
私は、機内で映画をみることはほとんどないのだけど、
眠くもならないし、席も通路側にとっていて景色もみられないしで、
仕方なく、映画をみた。
『WALL-E』。普段見ないジャンルの映画だけど、意外と面白くて(可愛くてちょっと切ない系)、
手持無沙汰のフライト時間を忘れるにはよかった。
さて、夕方無事にパリCDGに到着。
クリスマス前だからかなんだか知らないけれど、passport controlのゲートが
ほとんど閉鎖で2~3個しか開いていないため、長蛇の列で、
外に出るまでにすごく時間がかかってしまった。
夫はパリまでは迎えに来れないので、
私が明朝TGVでリヨンまで行ってそこで合流することになっていた。
TGVはCDGからも乗れるのであるが、便が限定される等々の理由から
パリのリヨン駅Gare de Lyonから乗ることにしていた。
そしてホテルはGare de Lyonの眼の前のホテルを予約していたので、
CDGからリヨン駅周辺までどうにかして行かないといけない。
バスか電車でいくことも考えたが、乗り場を探すのが面倒になってしまい、
ついつい、タクシーに乗ってしまった。
タクシーに乗ったのはよいのだが.....
何がいけないって、超大渋滞なのである。
まあ、時間的に18時台というふつう渋滞しているであろう時間帯のうえ、
クリスマス前でよけいに人出が多いのだか何だかわからないけど、
とにかく、パリの中心部に入るまでがものすごい渋滞で、
メーターはどんどん上がるし、ドライバーのオジサンは無愛想にぼそっと何かしゃべる
(たぶん渋滞状況を説明?)のだけど私はフランス語が全くわからないので
本当にホテルに着けるのか、いったいいくらかかるのか、少々不安になってしまった。
けれど、何故か中心部に入ったらしきあたりから急激に渋滞が解消され、
タクシーは鬼のようなスピードでガンガン飛ばして、無事ホテルに到着した。
が、70€もかかってしまった。
今は1€=103-104円という、すごい円高ではあるが、当時はまだけっこうなユーロ高で
1€=130-140円くらいはしていたと思う。
(2008年夏は1€=160円くらいで、これまたすごかったのだが)
というわけで、単にパリ市内に入るだけで結構な出費になってしまった。
パリ観光するわけでもなく、すぐ翌朝TGVに乗って発つのに、わざわざ
リヨン駅からじゃなく、CDGから乗ることにしとけばよかったと後悔。
ホテルは一人だし、寝るだけだし、リーズナブルなところにした。
Gare de Lyonの目の前で非常に便利、その名も『Hotel Terminus Lyon』。
部屋はかなり狭いが、まあ良し。
どっと疲れたのでMonoprixで菓子パン的なものを買って夕食にして、
すぐ寝てしまった。
この時、夫はフランスに滞在しており、現地で合流する予定だったので
空の旅は一人旅である。
ちなみに電車で関空にいくときはいつも新大阪から「はるか」に乗っていたのだが、
この時は趣向を変えて南海電鉄の「ラピート」に乗ってみた。
この電車、窓が楕円形だったりして、ちょっと変わったつくりで面白かった。
シートが確か、豹柄じゃなかったかな...
大阪らしいな、と思った記憶がある。
私は、機内で映画をみることはほとんどないのだけど、
眠くもならないし、席も通路側にとっていて景色もみられないしで、
仕方なく、映画をみた。
『WALL-E』。普段見ないジャンルの映画だけど、意外と面白くて(可愛くてちょっと切ない系)、
手持無沙汰のフライト時間を忘れるにはよかった。
さて、夕方無事にパリCDGに到着。
クリスマス前だからかなんだか知らないけれど、passport controlのゲートが
ほとんど閉鎖で2~3個しか開いていないため、長蛇の列で、
外に出るまでにすごく時間がかかってしまった。
夫はパリまでは迎えに来れないので、
私が明朝TGVでリヨンまで行ってそこで合流することになっていた。
TGVはCDGからも乗れるのであるが、便が限定される等々の理由から
パリのリヨン駅Gare de Lyonから乗ることにしていた。
そしてホテルはGare de Lyonの眼の前のホテルを予約していたので、
CDGからリヨン駅周辺までどうにかして行かないといけない。
バスか電車でいくことも考えたが、乗り場を探すのが面倒になってしまい、
ついつい、タクシーに乗ってしまった。
タクシーに乗ったのはよいのだが.....
何がいけないって、超大渋滞なのである。
まあ、時間的に18時台というふつう渋滞しているであろう時間帯のうえ、
クリスマス前でよけいに人出が多いのだか何だかわからないけど、
とにかく、パリの中心部に入るまでがものすごい渋滞で、
メーターはどんどん上がるし、ドライバーのオジサンは無愛想にぼそっと何かしゃべる
(たぶん渋滞状況を説明?)のだけど私はフランス語が全くわからないので
本当にホテルに着けるのか、いったいいくらかかるのか、少々不安になってしまった。
けれど、何故か中心部に入ったらしきあたりから急激に渋滞が解消され、
タクシーは鬼のようなスピードでガンガン飛ばして、無事ホテルに到着した。
が、70€もかかってしまった。
今は1€=103-104円という、すごい円高ではあるが、当時はまだけっこうなユーロ高で
1€=130-140円くらいはしていたと思う。
(2008年夏は1€=160円くらいで、これまたすごかったのだが)
というわけで、単にパリ市内に入るだけで結構な出費になってしまった。
パリ観光するわけでもなく、すぐ翌朝TGVに乗って発つのに、わざわざ
リヨン駅からじゃなく、CDGから乗ることにしとけばよかったと後悔。
ホテルは一人だし、寝るだけだし、リーズナブルなところにした。
Gare de Lyonの目の前で非常に便利、その名も『Hotel Terminus Lyon』。
部屋はかなり狭いが、まあ良し。
どっと疲れたのでMonoprixで菓子パン的なものを買って夕食にして、
すぐ寝てしまった。