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ドイツ・チェコドライブ旅行記5日目 (2009/8/31) リューゲン島・ウーゼドム島① [ドイツ・チェコ旅行]

私達は、リューゲン島の東側にある、ビンツ Binzという街の、
バルト海に面したホテルHotel AM MEER & Spaに泊まっていた。
更にSea viewの部屋をとっていて、窓を開けると、ずっと波の音が聞こえていた。

朝、部屋の壁が朝焼けで真赤に染め上げられていることに気がついたが、
眠たくてベッドから出られず、見損ねてしまい、
2度寝してから、外へ散歩にでかけた。
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バルト海。 ドイツではOstsee=東海 というそうである。

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遠浅の海。
透明度の高い水、白い砂浜で、湿度が低く、さわやかな気候と相まって
はじめてみたバルト海はすごく清浄なイメージである。
サンゴ礁の海、ヤシの木、カラフルな水着に明るい太陽という南のリゾートもいいのだろうけど、
こんな静かで冷たい海も、私は好きである。
(暑いのが大変苦手というのも大きいけど)

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このあたりは、東ドイツ時代の高級リゾートであった場所で、
確かに、白を基調とした楚々とした感じの町並みは上品である。
琥珀の産地でもあるそうで、街には琥珀のアクセサリーショップが多数。

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さすがに、晩夏のこの時期、泳いでいる人はいない。
こんな緯度の高い地域だと、水に入って楽しめる期間は短いだろう。
たくさん並んでいる緑や黄色のボックスは日除け付きの2人がけベンチである。


この日もBinzのホテルに泊まるので、1日ゆっくりリューゲン島周囲をドライブすることに。

大きな地図で見る

まずは、夫が是非いってみたかった場所、プローラ Prora の「プローラの巨人」へ。
これは、ナチスが労働者の巨大保養地として建設したもので、現在は超巨大な廃墟である。
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装飾もなく無機質な感じで、みるからに...
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社会主義的な廃墟 という感じ。
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廃墟ではあっても、場所的には海辺のリゾートなのであり、
再利用計画があるそうだ。(一部は既に再利用されているらしい)

とくに、次の目的地も決めぬまま、のんびりドライブして、
ザスニッツSassnitzという街へ。
標識ではザスニッツは街名の隣にいつも船のマークが描かれていたから、
きっとフェリーターミナルがあるのだろうということで。

いってみたら、やはりScandlineというフェリー会社の北欧行きのフェリーが停まっていた。
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ここザスニッツからはスウェーデンのトレレボリTrelleborgまで4時間で結んでいる。

鉄道貨物はレールのまま、船に積み込まれ、車もどんどん乗っていく。
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昔は、日本にも鉄道連絡船は多くあったらしいが、私はあまりよく知らない。
列車がゴトゴトと船に乗り込んでいくのをみるのはなかなかおもしろかった。

もう1日余裕があったなら、私達も、間違いなく、このフェリーに乗船してスウェーデンに
渡ってみたことだろう。
船旅の心地よさは、格別だから...





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ドイツ・チェコドライブ旅行記4日目 (2011/8/30) ベルリン→リューゲン島② [ドイツ・チェコ旅行]

ベルリンを出て、本格的に旧東ドイツエリアのドライブをする。
目的地は、バルト海に浮かぶリューゲン島のBinzという街。
高速道を走るばかりでは面白くないので、途中
ドイツの湖水地方(メクレンブルク湖水地方というらしい)に寄ったりしながら走ることにする。

大きな地図で見る
(湖水地方の辺りは、実際に走った道を覚えていないので、適当なルートになっている)


湖をわたる船かな...
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昼食に、この船乗り場の近くの店で元気なオバサン達が売っていた、
魚のフライの入ったサンドイッチを食べたが、なかなか意外と美味しかった。

なんだか、この辺りは、雲がすごく近くみえる。
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途中で、貨物電車と遭遇したり、
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何湖かわからないけど、確かに湖の多いところで、
確かに湖水地方である。
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牛がいたり、
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田舎の景色の中をのんびり走って...


着いたのは、シュトラールズントStralsund。
港湾都市なので、船がいっぱい。
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帆船??
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建物はやっぱりドイツらしい感じかな。
小ぶりで小奇麗な印象の街。
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港沿いのレストランの屋外で夕食を。
(確か、イタリアンだった。)


このシュトラールズントからリューゲン島に橋がかかっている。
橋を渡りながら、後ろを振り返ると、
ダイナミックな夕焼けを背景に、シュトラールズントの美しい教会の尖塔や
町並みがみえ(橋は少し高いところを通るので、目線が高くなる)
この景色は、この旅行中で最も素晴らしいものと感じたものだったのだが、
橋の途中で停車することができず、写真に残せなかった...
美しいものは儚い...のかしら...やはり。

というわけで、リューゲン島からみた夕景。
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ドイツ・チェコドライブ旅行記4日目 (2011/8/30) ベルリン→リューゲン島① [ドイツ・チェコ旅行]

先進国の都会は店や商品がどこも似ていて、どこにいっても
そうかわらない印象をうけることも多いし、
所詮、都会はただの都会だ と思ってしまって特別面白いとも思わないことが多い。
そもそも、ドライブ旅行なので、移動そのものや景色を楽しみたいわけであって
都会の喧騒などできたら避けたいというのが本音。
なので、今回もベルリン滞在を特別楽しみにしていたわけではないのだが...

ベルリンは予想に反して大変に楽しかった!!

歴史あるヨーロッパの街ではあるが、気取った感じもなく、先進的なものも好む雰囲気もあり、
硬質でありながら、機能性・デザイン性にすぐれた建物や製品、
そして、多種多様で、気さくな感じの人々。
ベルリンにはもう少し、ゆっくり滞在してみたかった...
住んでも面白そうだな、と思う街だった(そんな機会はほぼ、ないけど)。
その上、ベルリンではほぼどこででも英語が通じる。
そして相手の話す英語は片言なんていうレベルでは全くなく、スラスラと皆さん
非常に発音がキレイで、うらやましい限りである。

この日、ベルリンを去るわけだが、必ずみておこうと思った場所が残っており、
それはもちろん、ベルリンの壁である。
この年、2009年は壁崩壊から20年の節目の年で、イベントなども多く予定されていたようだ。
そもそも、この壁の崩壊の映像は、うら若き頃、リアルタイムでみたのであり、
思春期であった私は、「国」というものが変化していくということに強烈な印象をうけた。
当時の日本は冷戦関係のニュースこそ流れてはいたが、
バブルの最中にあって国家としては安定していたのであり、
その中で戦争も知らず安穏と学校に通っている身には、
「国家が変化していく」ということがあり得るということ自体が驚きであった。

逆に今から考えると、私の子供のころという一応大昔でもない時代に、
まだ、人を壁の内側に閉じ込めたり、自由を奪ったりすることが、
公然と行われていたこともこれまたすごいことである。
あれから20年しかたってないのだ、まだまだ、今も人間社会は発展途中なんだろう...

ベルリンの壁が残されているところにいくと、観光バスなども停まっており、
やはり一種の観光地になっていた。
意外と落書きも少なく(もともと落書きだらけで、補修したらしいが)、
自由なアートの壁になっていた。

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シュールな絵や
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この絵、インパクト大きいので有名みたい。
(旧東ドイツのエーリッヒホーネッカー議長と旧ソ連のレオニードブレジネフ書記長の[黒ハート]

よく意味のわからない絵や
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何故に日本への迂回路なんだか。

壁の上の部分が蒲鉾型なのは、壁を越えての逃亡を防止するためらしい...

かつての壁の中と外
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この壁アートをみたあと、ベルリンを出て、バルト海沿岸のリューゲン島に向かう。


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