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ドイツ・チェコドライブ旅行記3日目 (2009/8/29) ベルリン [ドイツ・チェコ旅行]

ベルリンでは、The Westin Grand Berlinに2連泊である。
この日は一日ベルリンでゆっくりできるので、まずは、午前中は
観光スポットを少しみてみよう~というわけで、S-Bahnに乗る。
この年、ベルリンでは世界陸上が開催されていたため(もうすでに終わっていたが)、
駅は、世界陸上のポスターでいっぱいであった。
(今改めてみると、このポスターはドイツ選手の?世界記録更新を称えるものだったようだ)
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まずは、カイザー・ヴィルヘルム記念教会へ。
この教会は、塔の先端が崩れており、戦争のきずあとを残したまま保存されている。
これを見て私はまさに同時代の遺産である原爆ドームを連想した...
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この教会の隣には、新たに戦後建てられた教会がある。
厚い青のステンドグラスを通って入ってくる光は、ぐっと光度が落ちていて中は静かで厳か、
現実世界と離れて少し幻想的でもある。
深い海の中にいるような、そんな感じもする。
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青は平和や静寂を表す色 と言われるが、
この場所にいると、まさにその通りだ、と思う。


今度はまたS-bahnで移動して、ベルリン大聖堂方面へ。
途中で確か、ベルリン中央駅を通ったと思う。
ガラス張りの建物で、格好よかったので、写真をとろうと思いつつ、
結局中央駅で降りることはなく、写真もとらなかった...

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このあと、ペルガモン博物館をぶらぶら見て回ったりしていたのだが、
そのうち私は足が痛くなってきて、歩みがだんだん遅くなってきて、、、
夫は最初は労わってくれたりしていたが、やはり途中でブチ切れた。
「旅行にそんなヒールのサンダル履いてきて、牛歩されたら付き合いきれん!! 」
(注:ピンヒールとかじゃなくクッション性のあるウェッジソールなので、大丈夫かと甘く見てました。)
というわけで、一旦ホテルに帰った挙句、
GEOXに引っ張って行かれて、熟女風スニーカーをお買い上げ...

そして、そんなことをしていたら、すぐに夜になってしまい...
ソニーセンターで夕食を。
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私の足が痛くなりさえしなければ、もう少しいろいろと回れたんだろうけど、
スニーカーを探して買うという余計なことをしたため、
ずいぶんそちらに時間をとられてしまった と2年経った今でも、夫は少し悔しそうである...
ゴメンナサイ
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ドイツ・チェコドライブ旅行記2日目 (2009/8/28) フランクフルト→ベルリン [ドイツ・チェコ旅行]

この日は、一気にベルリンまで走りぬける。
あくまで、目的はドイツ東部であるから。
フランクフルト-ベルリン間は約550Km。
アウトバーンAutobahnというと速度制限がないということが有名だったが、
最近は、とくに都市部では130Km/h程度の時速制限があるところが多いようである。
片側3車線で、一番左が追い越し車線なのだろうが、
この追い越し車線を走る車(200Km/hくらい出してる?)と、
そこそこゆっくり走っているトラックとのスピード差がありすぎて、
恐ろしい...
(といっても、マニュアル車なので、私は運転したわけではないけど)

大きな地図で見る
ずーっと高速道路というのも、ずーっと森の中を走っていたりして、
決して眺めがよいわけではなかった気がする...
実は、私はこの日のことを殆ど覚えていない。
車で、寝てたのかな~

ほどなくして、旧東ドイツ領域に入り...
確か、ワイマールWeimarで一旦高速を降りて、いつもの如くショッピングモールの
フードコートで昼食をとったと思う。
ワイマールって昔、世界史できいたことがあるなあ~、ワイマール憲法だったっけ?とか思いながら。
しかも、何故かインドカレーを食べた気が...

その後、ライプツィヒLeipzig近くを走ったのであるが、そのあたりは
強烈にひろい大平原であった。
ドイツの面積自体は、意外と日本より少しだけ狭いのだけど、こういう大平原をみると
もっと広い国にみえてしまう。

というわけで、難なくベルリンに着いた、のだと思う。
うーん、この日、私は何をしたのだろう、やっぱり寝ていたのだろうか。

さて、この日のメインイベントは、夜のベルリンフィルである。
程よい時間にベルリンについたので、ホテルに到着後すぐ着替えて出かけた。
ベルリン・フィルハーモニーはウィーン・フィルと対照的というか、
コンサートホールもウィーン楽友協会やコンセルトヘボウみたいな
クラシックな建物ではなく、モダニズム建築だし、
扱う楽曲もベルリンという土地柄、やはり現代的なものも多い気がする(勝手なイメージです)。
そして、本格的クラシックファンでもない私達には、きらびやかで貴族的な雰囲気よりは
こちらのほうが馴染みやすい気もする。
(そもそも、クラシック音楽云々よりも、単にきらびやかで貴族的な雰囲気が苦手なだけなのだが)

その日の曲目は、
1曲目:Benjamin Britten作曲 青少年のための管弦楽入門
2曲目:Kaija Saariaho作曲 Laterna Magica
( Première of a work commissioned by the Stiftung Berliner Philharmoniker
together with the Lucerne Festival )
3曲目:Hector Berlioz作曲 幻想交響曲
指揮は、かのSir Simon Rattle

かなり高い位置から見下ろす形の席をとっていいたため、
視覚的にも楽しかった。ただちょっと遠いけど。
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ベルリン・フィルハーモニーのホールは、オーケストラの後ろにも観客席があるので、
そこの位置に座っている観客もよくみえてしまう。
この席からは指揮者がよく見えそう。

そうそうコンサートホールに足を運んだりはしない私達だが、
やはり生で音楽をきくというのは、月並みだがそこでしか感じられない独特の雰囲気があり、
わからないなりにも、いいものだな~と思った。
ただ、2曲目はフィンランドの女性作曲家の曲で、現代音楽のためか
非常に前衛的というか、最初から不協和音で始まる不思議な曲で
クラシック音楽に造詣の深くない我々には理解困難であった...
ちなみに、これが初演のためか、作曲家ご自身が会場に来られていた。

ところで、ベルリンでCDショップにいくと、とんでもなく沢山のクラシックのCDを
揃えてあった。さすが、本家。クラシックコーナーとかそんなんではなく、
ひとつの階すべてがクラシックであり、作曲家名ABCD順に並べた「B」のコーナーだけでも
日本の「クラシックコーナー」を凌駕するほどの数である。
(「B」はベートーベンとかドイツ出身の超メジャーが含まれるため、余計に)

私達が住んでいる日本の地方都市のCDショップではクラシックなど本当にほんの
片隅に、日本人声楽家や演奏家のCDを中心においてあるだけのことが多い。
こういう点では、やはり文化が違うんですね、決定的に。
目移りしたが、3枚ほどCDを買った。

というわけで、ベルリンフィル以外は、殆ど何をしたか
思い出せない1日であった...







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ドイツ・チェコドライブ旅行記1日目 (2009/8/27) 出発→フランクフルト [ドイツ・チェコ旅行]

それまで海外へはほとんどの場合関空から行っていたが、
このたびは、趣向をかえて最寄りの地方空港から大韓航空で出発することにした。
フランクフルト空港に着いたら夫が迎えに来てくれるが、それまでは、一人旅。

最寄りの地方空港からの出発は、関空にいくほど気合をいれて時間を逆算しておかなくてよいから
便利であるものの、何かとルーズで何もかもがギリギリになってしまう傾向のある私には
やはり大きな危険を孕んでいた...
何度も車でいったことのある空港ではあるが、
通勤時間帯だと、鬼のような渋滞があることをあまり認識していなかった私は、
危うくチェックインカウンターが閉まる時間に遅刻しかけて駐車場からカウンターまで
スーツケースを引っ張ってダッシュする羽目に...

というわけで、最初からドタバタの出発になってしまった。
けれどやはり地方在住の身としては大変便利ではあるから、今後も利用したいと思っている。

インチョン国際空港にはあっと言う間について、transitも短く、さっさとフランクフルト行きに乗りこむ。
インチョン空港は日本語が通じやすく、日本円も使え、ヨーロッパ方面に行く場合の
ハブとしては、とても良いと思った。
(以前、チャンギを経由してヨーロッパに行ったことがあるが、さすがにシンガポールは
かなり南にあるため、距離的・時間的ロスは大きいと思う。)
飛行機に乗った時から外国!というのも良いが、
やはりアジア系の航空会社は何となく落ち着くのだった。
CAの方々、物腰柔らかで優しいし。機内食も美味しいし。

そこから時間をどんどんさかのぼり、日付的には同日の夕方にフランクフルトに到着。
ちょうど良い時間に到着するというのもこの便を選択した理由だった。
ゲートを出ると、夫が迎えに来ていた。
車は、夫がリースしていたRenaultのClioである。

フランクフルトは大都市ではあるが、いかにも欧州~♪という町並みというより
N.Y.や東京みたいな、高層ビル群のあるような現代的な町並みの部分も多くて、
あまり心惹かれなかったのか、フランクフルトでは1枚も写真をとっていない。
(もちろん、歴史ある建物もたくさんあるのだと思うが)
食事をとったあと、マイン川沿いをぶらぶら歩いて夜景をみたりした。
川沿いに座って語り合っている2人連れが熱い男女ではなくて
しばしば男性同士であることが、フランスとはちょっと違うかな~と思ったりした。

ホテルは夫御用達のbudget hotel、Etap Hotelに宿泊した。
安くてそれなりに機能的なので、夫はとても気に入っているらしく、
毎回すすめてきていたのだが、今まで抵抗していたのだった...

ちなみに、フランクフルトのEtap Hotelがあった周辺は、
日本の地方の街の郊外みたいな、
「とくに景観など考えずに一貫性なく店とかホテルとか建てました」
的な、どこにでもある街な雰囲気であり、外国にいる気がしなかった...

Etap Hotelの部屋は2段ベッドだった。
2段ベッドなんて、いつ以来?
まあ、いいのです、それでも。
疲れていたので、とってもグッスリよく眠れたのであった。
どんなところでも、横になれさえすればだいたい熟眠できる私には、いいホテルなんて
猫に小判なのかもしれませんね。。。








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