ドイツ・チェコドライブ旅行記2日目 (2009/8/28) フランクフルト→ベルリン [ドイツ・チェコ旅行]

この日は、一気にベルリンまで走りぬける。
あくまで、目的はドイツ東部であるから。
フランクフルト-ベルリン間は約550Km。
アウトバーンAutobahnというと速度制限がないということが有名だったが、
最近は、とくに都市部では130Km/h程度の時速制限があるところが多いようである。
片側3車線で、一番左が追い越し車線なのだろうが、
この追い越し車線を走る車(200Km/hくらい出してる?)と、
そこそこゆっくり走っているトラックとのスピード差がありすぎて、
恐ろしい...
(といっても、マニュアル車なので、私は運転したわけではないけど)

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ずーっと高速道路というのも、ずーっと森の中を走っていたりして、
決して眺めがよいわけではなかった気がする...
実は、私はこの日のことを殆ど覚えていない。
車で、寝てたのかな~

ほどなくして、旧東ドイツ領域に入り...
確か、ワイマールWeimarで一旦高速を降りて、いつもの如くショッピングモールの
フードコートで昼食をとったと思う。
ワイマールって昔、世界史できいたことがあるなあ~、ワイマール憲法だったっけ?とか思いながら。
しかも、何故かインドカレーを食べた気が...

その後、ライプツィヒLeipzig近くを走ったのであるが、そのあたりは
強烈にひろい大平原であった。
ドイツの面積自体は、意外と日本より少しだけ狭いのだけど、こういう大平原をみると
もっと広い国にみえてしまう。

というわけで、難なくベルリンに着いた、のだと思う。
うーん、この日、私は何をしたのだろう、やっぱり寝ていたのだろうか。

さて、この日のメインイベントは、夜のベルリンフィルである。
程よい時間にベルリンについたので、ホテルに到着後すぐ着替えて出かけた。
ベルリン・フィルハーモニーはウィーン・フィルと対照的というか、
コンサートホールもウィーン楽友協会やコンセルトヘボウみたいな
クラシックな建物ではなく、モダニズム建築だし、
扱う楽曲もベルリンという土地柄、やはり現代的なものも多い気がする(勝手なイメージです)。
そして、本格的クラシックファンでもない私達には、きらびやかで貴族的な雰囲気よりは
こちらのほうが馴染みやすい気もする。
(そもそも、クラシック音楽云々よりも、単にきらびやかで貴族的な雰囲気が苦手なだけなのだが)

その日の曲目は、
1曲目:Benjamin Britten作曲 青少年のための管弦楽入門
2曲目:Kaija Saariaho作曲 Laterna Magica
( Première of a work commissioned by the Stiftung Berliner Philharmoniker
together with the Lucerne Festival )
3曲目:Hector Berlioz作曲 幻想交響曲
指揮は、かのSir Simon Rattle

かなり高い位置から見下ろす形の席をとっていいたため、
視覚的にも楽しかった。ただちょっと遠いけど。
Photo0010.jpg
ベルリン・フィルハーモニーのホールは、オーケストラの後ろにも観客席があるので、
そこの位置に座っている観客もよくみえてしまう。
この席からは指揮者がよく見えそう。

そうそうコンサートホールに足を運んだりはしない私達だが、
やはり生で音楽をきくというのは、月並みだがそこでしか感じられない独特の雰囲気があり、
わからないなりにも、いいものだな~と思った。
ただ、2曲目はフィンランドの女性作曲家の曲で、現代音楽のためか
非常に前衛的というか、最初から不協和音で始まる不思議な曲で
クラシック音楽に造詣の深くない我々には理解困難であった...
ちなみに、これが初演のためか、作曲家ご自身が会場に来られていた。

ところで、ベルリンでCDショップにいくと、とんでもなく沢山のクラシックのCDを
揃えてあった。さすが、本家。クラシックコーナーとかそんなんではなく、
ひとつの階すべてがクラシックであり、作曲家名ABCD順に並べた「B」のコーナーだけでも
日本の「クラシックコーナー」を凌駕するほどの数である。
(「B」はベートーベンとかドイツ出身の超メジャーが含まれるため、余計に)

私達が住んでいる日本の地方都市のCDショップではクラシックなど本当にほんの
片隅に、日本人声楽家や演奏家のCDを中心においてあるだけのことが多い。
こういう点では、やはり文化が違うんですね、決定的に。
目移りしたが、3枚ほどCDを買った。

というわけで、ベルリンフィル以外は、殆ど何をしたか
思い出せない1日であった...







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