5月の北部九州ドライブ旅行記③長崎~伊万里 [九州]
この旅行を計画したときには、「長崎市」にいくつもりだったのに、
結局きてみたら、長崎県内をドライブしてまわったものの、長崎市をほとんどみなかった我々。
基本的に人の多いところが苦手でもあり、ドライブをメインとした旅行をすると、
どうしても、自然の豊かな田舎の方向に行きがちで、「街歩き」をあんまりしなくなってしまう。
それでもやっぱり、と長崎市で訪れたのは、超有名観光地『グラバー園』。
中学校の修学旅行で来たはずなのに、その当時の記憶がまるでない。
よっぽど感受性の低い子だったのか、ぼんやりしてたのか。。。
NHK大河「龍馬伝」をみてから、もう一度グラバー園にいってみようかな~と思ってたのでよい機会ということで。
石造りの重厚な洋館もよいけれど、こういうコロニアル様式の洋館もいい。
ツル性の植物が柱にからんでいるのとか、素敵。
5月なので、各種バラ系の花は満開。
大浦天主堂は、さすがに人が多かったので、中には入らず。
朝のうちは、まだ日差しもあったが、だんだんと天気は下り坂で、
このあとどうしようか~といいながら、またクルマに乗り込む。
天気が良ければ、前日に行きそこねた九十九島のみえる展望台に行ってもいいんだがな~と
思いつつ、西海パールラインの方向へ。
途中で寄ってみた、黒崎教会。
こちらは、礼拝中ではなかったので、中にお邪魔してみた。
教会独特の静謐な雰囲気。
天気は完全な曇り空に。。。
というわけで、九十九島はあきらめて、天気が悪い場合の代替案として
考えていた伊万里にいくことにした。
今回も(いつもながら)な~んにも下調べしていなかったので、
自分たちの通るコースに伊万里・有田が近いことは来るまで認識していなかったのだが、
通る道すがら、案内看板をみて、眠っていた陶磁器への愛が急に再燃。
ここまで来たからには、行かなければ~!ということで、伊万里の秘窯の里 大川内山に到着。
磁気の白くてひんやりなめらかな質感、染付の色づかい、柄、すべてがツボなので、
こういう公衆トイレの壁の磁器タイルですでに、涎が出そう。。。
ああ、見るだけで、幸せ~。
小物を中心に数点購入した。
そのうちのひとつは、現代的なスタイルのワインカップ。
台の部分(ピント外れてますが)が革の質感のような仕上げになっている。
陶磁器などに全く興味のない夫(多分、食器がプラスチックでも全然いい、と思っている)が、
珍しく興味をしめした品。
一番欲しかった小鉢は、悩んだ挙句、今回は諦めて、またの機会に。
旅先で、素敵な品に出会うことも多いから。
帰りは、一気に自宅まで帰ってもよかったが、流石に長距離なので、門司港で一泊した。
過去に山口県に住んでいたことがあるのに、訪れたことのなかった門司。
門司港駅やその周辺は明治の香りを残した、いい雰囲気で、ちらっと見て帰りたかったが、
朝から暴風雨にて、仕方なく、そそくさと帰路についた。
単調な山陽道もずっと雨。それでもGWのため、PA・SAは車で混雑していた。
今回は長崎、佐賀を中心にドライブしたが、3日でまわるには、見たいところが多すぎた。
また、行きたいと思う。
結局きてみたら、長崎県内をドライブしてまわったものの、長崎市をほとんどみなかった我々。
基本的に人の多いところが苦手でもあり、ドライブをメインとした旅行をすると、
どうしても、自然の豊かな田舎の方向に行きがちで、「街歩き」をあんまりしなくなってしまう。
それでもやっぱり、と長崎市で訪れたのは、超有名観光地『グラバー園』。
中学校の修学旅行で来たはずなのに、その当時の記憶がまるでない。
よっぽど感受性の低い子だったのか、ぼんやりしてたのか。。。
NHK大河「龍馬伝」をみてから、もう一度グラバー園にいってみようかな~と思ってたのでよい機会ということで。
石造りの重厚な洋館もよいけれど、こういうコロニアル様式の洋館もいい。
ツル性の植物が柱にからんでいるのとか、素敵。
5月なので、各種バラ系の花は満開。
大浦天主堂は、さすがに人が多かったので、中には入らず。
朝のうちは、まだ日差しもあったが、だんだんと天気は下り坂で、
このあとどうしようか~といいながら、またクルマに乗り込む。
天気が良ければ、前日に行きそこねた九十九島のみえる展望台に行ってもいいんだがな~と
思いつつ、西海パールラインの方向へ。
途中で寄ってみた、黒崎教会。
こちらは、礼拝中ではなかったので、中にお邪魔してみた。
教会独特の静謐な雰囲気。
天気は完全な曇り空に。。。
というわけで、九十九島はあきらめて、天気が悪い場合の代替案として
考えていた伊万里にいくことにした。
今回も(いつもながら)な~んにも下調べしていなかったので、
自分たちの通るコースに伊万里・有田が近いことは来るまで認識していなかったのだが、
通る道すがら、案内看板をみて、眠っていた陶磁器への愛が急に再燃。
ここまで来たからには、行かなければ~!ということで、伊万里の秘窯の里 大川内山に到着。
磁気の白くてひんやりなめらかな質感、染付の色づかい、柄、すべてがツボなので、
こういう公衆トイレの壁の磁器タイルですでに、涎が出そう。。。
ああ、見るだけで、幸せ~。
小物を中心に数点購入した。
そのうちのひとつは、現代的なスタイルのワインカップ。
台の部分(ピント外れてますが)が革の質感のような仕上げになっている。
陶磁器などに全く興味のない夫(多分、食器がプラスチックでも全然いい、と思っている)が、
珍しく興味をしめした品。
一番欲しかった小鉢は、悩んだ挙句、今回は諦めて、またの機会に。
旅先で、素敵な品に出会うことも多いから。
帰りは、一気に自宅まで帰ってもよかったが、流石に長距離なので、門司港で一泊した。
過去に山口県に住んでいたことがあるのに、訪れたことのなかった門司。
門司港駅やその周辺は明治の香りを残した、いい雰囲気で、ちらっと見て帰りたかったが、
朝から暴風雨にて、仕方なく、そそくさと帰路についた。
単調な山陽道もずっと雨。それでもGWのため、PA・SAは車で混雑していた。
今回は長崎、佐賀を中心にドライブしたが、3日でまわるには、見たいところが多すぎた。
また、行きたいと思う。
5月の北部九州ドライブ旅行記②生月島 [九州]
生月島へ到着。
平戸島から更に北西に位置した島。
道の駅で観光情報をゲットして、まずは、『塩俵の断崖』へ。
大きな地図で見る
予想以上にダイナミックな景色で、驚いた。
私は、半島やら岬やら断崖やら、、といったものが何故かたまらなく好きなのだ。
視界がひらけて、開放感があるからだろうか。
住んでいる瀬戸内は、なにかと小作りで島影もなだらかで、
あまりこういうダイナミックな景色はみることはない。
やっぱりここは外海なのだな~と思った。
壁の独特の構造は「柱状節理」というらしい。
その後、さらに北進して、生月島の最北端、『大バエの灯台』へ。
ゴールデンウィークとはいえ、生月島は九州の中でも西の端のような位置なので、
人もクルマも少なくて、大変快適。
しかしながら、さすがに大バエ灯台には、数台の観光バスが来ていた。
灯台から南西方向の眺め。
こういう景色をただ心を無にして見た という経験は心の奥底に残っていて、
潜在意識の中で次の旅への欲求をかきたてる。
今度は、『サンセットウェイ』を南進してみる。
海を望みながらのドライブが続く。
自動車のCM(空撮)で使われそうな道もある。
生月島の人口は7000人ほどのようだが、
この規模の島としては大変に道路の整備が行き届いているように思う。
もちろん、内陸の方に入れば狭い道もあるが、概して走りやすく、ドライブには最適だ。
海に面して棚田状になった田はすでに田植えがなされていた。
三頭草原あたりの眺め。
ちなみにこのあたりは牛の放牧が行われているようで、たまに牛が道を横切っていた。。。
『クルスの丘』にいってみようと思ってずいぶん探したが、発見できず。
そうこうしているうちに、かなり日が傾いてきた。
西側が海なので、海に落ちる夕陽をみるには格好の場所である。しかも夕方までずっと晴天。
しかし、当初は佐世保の九十九島あたりで夕陽をみるということも
考えていたので、ちょっと悩んだりはしたのだが、
結局、生月島のドライブの快適さに取り憑かれてしまって、この島で夕陽をみることにした。
というわけで、もう一度『塩俵の断崖』へ行く。
カメラは素人なので空の色、海の色、断崖を思い通りに撮れなくて、四苦八苦。
観念して、HDRを使ってみた。
肉眼での雰囲気には近いかも。
けれどもやはり、少し「つくられた」感があるか。。。
太陽の前を船が横切っているところを撮りたかったが、
望遠レンズの付け替えが間に合わず。。。
肉眼ではあまり気づかなかったが、右側の船は潜水艦のようである。
素晴らしい夕陽をみることができた。
この日は長崎に宿泊予定なので、長崎にむけて出発。
平戸島の川内峠からの眺め。
川内峠は昼間にも来てみたかったな~。
長崎までは、かなり距離もあり、ついたのはすっかり夜遅くになってしまった。
ホテルについて、ネットで九十九島の夕景をみてみると、これまた絶景であり、
やっぱり九十九島に行けばよかったかな~とちらっと思ったが、まあ、それはまた次の機会に。
次にいきたいところを残しておくほうが、いいじゃない、ということで。
平戸島から更に北西に位置した島。
道の駅で観光情報をゲットして、まずは、『塩俵の断崖』へ。
大きな地図で見る
予想以上にダイナミックな景色で、驚いた。
私は、半島やら岬やら断崖やら、、といったものが何故かたまらなく好きなのだ。
視界がひらけて、開放感があるからだろうか。
住んでいる瀬戸内は、なにかと小作りで島影もなだらかで、
あまりこういうダイナミックな景色はみることはない。
やっぱりここは外海なのだな~と思った。
壁の独特の構造は「柱状節理」というらしい。
その後、さらに北進して、生月島の最北端、『大バエの灯台』へ。
ゴールデンウィークとはいえ、生月島は九州の中でも西の端のような位置なので、
人もクルマも少なくて、大変快適。
しかしながら、さすがに大バエ灯台には、数台の観光バスが来ていた。
灯台から南西方向の眺め。
こういう景色をただ心を無にして見た という経験は心の奥底に残っていて、
潜在意識の中で次の旅への欲求をかきたてる。
今度は、『サンセットウェイ』を南進してみる。
海を望みながらのドライブが続く。
自動車のCM(空撮)で使われそうな道もある。
生月島の人口は7000人ほどのようだが、
この規模の島としては大変に道路の整備が行き届いているように思う。
もちろん、内陸の方に入れば狭い道もあるが、概して走りやすく、ドライブには最適だ。
海に面して棚田状になった田はすでに田植えがなされていた。
三頭草原あたりの眺め。
ちなみにこのあたりは牛の放牧が行われているようで、たまに牛が道を横切っていた。。。
『クルスの丘』にいってみようと思ってずいぶん探したが、発見できず。
そうこうしているうちに、かなり日が傾いてきた。
西側が海なので、海に落ちる夕陽をみるには格好の場所である。しかも夕方までずっと晴天。
しかし、当初は佐世保の九十九島あたりで夕陽をみるということも
考えていたので、ちょっと悩んだりはしたのだが、
結局、生月島のドライブの快適さに取り憑かれてしまって、この島で夕陽をみることにした。
というわけで、もう一度『塩俵の断崖』へ行く。
カメラは素人なので空の色、海の色、断崖を思い通りに撮れなくて、四苦八苦。
観念して、HDRを使ってみた。
肉眼での雰囲気には近いかも。
けれどもやはり、少し「つくられた」感があるか。。。
太陽の前を船が横切っているところを撮りたかったが、
望遠レンズの付け替えが間に合わず。。。
肉眼ではあまり気づかなかったが、右側の船は潜水艦のようである。
素晴らしい夕陽をみることができた。
この日は長崎に宿泊予定なので、長崎にむけて出発。
平戸島の川内峠からの眺め。
川内峠は昼間にも来てみたかったな~。
長崎までは、かなり距離もあり、ついたのはすっかり夜遅くになってしまった。
ホテルについて、ネットで九十九島の夕景をみてみると、これまた絶景であり、
やっぱり九十九島に行けばよかったかな~とちらっと思ったが、まあ、それはまた次の機会に。
次にいきたいところを残しておくほうが、いいじゃない、ということで。
5月の北部九州ドライブ旅行記① 佐世保~平戸島 [九州]
ゴールデンウィークも終盤。
今日は、輝かしい五月晴れというのに、書類仕事でげんなりしていたけど、
GW前半にはありがたいことに夫も休みを頂けたため、
ドライブ旅行に出かけてきた。
行き先は九州北部、長崎から佐賀県あたり。
中学校の修学旅行で訪れて以来ウン十年、なんとな~く、
長崎にいってみたいな~と思い。。。
博多で一泊したけど、都会にはあまり興味がわかないのでスルーして
翌朝、長崎方向へむけて出発。
この日は素晴らしい晴天で、
景色のすべてが輝かしい。
国見山付近より。
いつものごとく、あまり細かい予定をたてていないから、
なんとなくとりあえず、佐世保にむかってみた。
佐世保港のあたりをぷらぷらと。
軍港のイメージが強い佐世保だが、このフェリーターミナルは
新しく、でも、この時間は船の往来もなくてひっそり。
佐世保バーガーを目指していたが、空腹に耐えかね、ろくに探しもせず、適当なところで食事。
佐世保に来る途中に、「平戸」への案内看板があって、興味が湧いたので、
平戸にいくことにした。
田平天主堂。 このあたりに点々とある教会のひとつ。
大正時代のレンガ造りで、やはり異国の香りのする雰囲気。
ツツジや植木が日本的だけれども。
晴れ渡る空の下、GWとは思えないくらい、ひっそりと静かだった。
平戸島へ渡って、ザビエル記念教会。
教会の尖塔と、お寺が一緒にみえるという、ちょっと不思議な眺め。
平戸らしいですね。
お寺の境内の銀杏の葉。幾重にも重なる緑が本当にきれいだった。
そして平戸を走りぬけ、
生月島へ。。。
今日は、輝かしい五月晴れというのに、書類仕事でげんなりしていたけど、
GW前半にはありがたいことに夫も休みを頂けたため、
ドライブ旅行に出かけてきた。
行き先は九州北部、長崎から佐賀県あたり。
中学校の修学旅行で訪れて以来ウン十年、なんとな~く、
長崎にいってみたいな~と思い。。。
博多で一泊したけど、都会にはあまり興味がわかないのでスルーして
翌朝、長崎方向へむけて出発。
この日は素晴らしい晴天で、
景色のすべてが輝かしい。
国見山付近より。
いつものごとく、あまり細かい予定をたてていないから、
なんとなくとりあえず、佐世保にむかってみた。
佐世保港のあたりをぷらぷらと。
軍港のイメージが強い佐世保だが、このフェリーターミナルは
新しく、でも、この時間は船の往来もなくてひっそり。
佐世保バーガーを目指していたが、空腹に耐えかね、ろくに探しもせず、適当なところで食事。
佐世保に来る途中に、「平戸」への案内看板があって、興味が湧いたので、
平戸にいくことにした。
田平天主堂。 このあたりに点々とある教会のひとつ。
大正時代のレンガ造りで、やはり異国の香りのする雰囲気。
ツツジや植木が日本的だけれども。
晴れ渡る空の下、GWとは思えないくらい、ひっそりと静かだった。
平戸島へ渡って、ザビエル記念教会。
教会の尖塔と、お寺が一緒にみえるという、ちょっと不思議な眺め。
平戸らしいですね。
お寺の境内の銀杏の葉。幾重にも重なる緑が本当にきれいだった。
そして平戸を走りぬけ、
生月島へ。。。