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2011夏休み旅行 epilogue [トルコ旅行]

9/10夕方に無事関空に到着した。
日本は、夕方だったからか、予想よりは涼しかった。
最後まで元気だった私たちだが、
飛行機が関空に着く1時間ほど前から突然同時にお腹を壊してしまった。
腹痛も熱もとにかく他の症状がないにも関わらず、あるものの水分含有率が急上昇!
バクテリアかウイルスかそれとも単に油がヘビーで消化不良になったか、
ミネラルウォーターの硬度が高すぎたかなんだか知らないが、仕方ないので、
そのまま車に乗って自宅へ直行である。
以前、ウズベキスタンに行ったときの症状と全く一緒。
ウズベキスタンとトルコは結構料理が似ている。
何か共通の原因があるはずだが、よくわからないまま、
数日後にまた突然に症状は治った。何だったのだろう。

ちなみに、帰国便は格安アップグレードのオファーが夫にメールで来ていたが、
返信期限をよくみておらず、放置して結局またいつもの如くエコノミーで帰国。
まあ、気がついてもアップグレードしなかった可能性も高いけど。
私たち、ビジネスに乗ることなんて、今後あるんだろうか。
せっかくEmiratesだし一度くらいは乗ってみたかったのだけど。
(夫は私が小柄なので、「エコノミーで十分おさまるんだからいいでしょ」 という。
そういう問題か??)


総括して、トルコは非常に旅行しやすかった。
ヨーロッパとほぼ同じ感覚で旅行可能だった。
今後、この国はもっと便利になるのだろう。
(もちろん、それで失われてしまうものもあるだろうけど。)
車での旅も問題なし。
英語はホテルのスタッフは全く問題ないが、
他はどちらかというとあまり通じないことのほうが多かった。
ほんの片言であれば大丈夫なことも多いが。(こちらも片言だし...)
ただし、英語が通じないことで事がすすまなくて困ることはなかった。
ボディランゲージか片言のトルコ語でどうにかなることが多い。
トルコ語は書いてある通りに読めば通じてしまうことが多いし。

1週間弱での海外旅行は、駆け足だ。
毎回海外に行くたび、せめてあと1日~2日あったらなあ!と思っている。
それでも、そんな駆け足の旅行でも、日常と全く違う世界へ行って
違う空気を感じてくるだけで、感性がリフレッシュされるというか、
明日からの糧になる気がする。
ちょっと昔と比べて海外のことであってもなんでもネットで調べられる
ほんと便利な世の中になった。
今なら何もかも情報を得てから、現地にいくことが可能なようで、
実はやっぱりすべての情報が得られるわけではなく、
行って体験してみないとわからないことは必ずある。
学生の頃の海外に行くときのドキドキ感が、今全然ないかというと
決してそんなことはない。

フランスほどとは言わないが、
できたら、日本でももう少し皆ゆっくり休みをとってゆーったり休日を
楽しめるようになる日が来ますように。
いつかは、駆け足でなく、ぼんやりと1日景色でも眺めながら
もっとディープに海外旅行してみたいな~と思っている。

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トルコ旅行記6日目 (9/9) イスタンブール→出発 [トルコ旅行]

早くも最終日。
旅行期間が短いので、まだ旅疲れもなく、元気である。

ホテルからはマルマラ海がみえたが、
やはりボスフォラス海峡や旧市街というのがイスタンブールらしい眺めだろうから、
それを求めるのであれば、新市街の小高い丘の上などに泊るのがベストであろう。
ホテル内マルマラ海に面したオープンエアのカフェで朝食をとって、
帰国に備えてある程度荷物を整理しておく。
フロントの人に聞くと、車はチェックアウト後も無料で預かってくれるとのことで、
チェックアウトして、荷物を預けておいた。
このKalyon Hotel、従業員の対応も早いし、旧市街の良いロケーションにありながら、
駐車場も広く、車旅にはなかなか良いホテルであった。

本日はまず、グランドバザールへ。
トラムT1でSultanahmetから最寄りの駅まで行く。
グランドバザールというと、薄暗い通路にびっしりオリエンタルな商品が並ぶ、
異国情緒満点の迷路商店街を想像していたが、
実際には、通路に液晶テレビが備え付けられたりしていて、とても現代的。
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そして、商品ももちろん絨毯や陶器、タイルといった伝統的なものもあるが、
高級ブランドのいわゆるコピー商品みたいなものも多数あり。
あまり購買欲を刺激されることなく、早々に通り抜けてしまった。
もちろんこんないい雰囲気の店も。(ランプ屋さん)
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ところで、イスタンブールには多数の野良猫がいる。
あっちにも、こっちにも、猫ネコねこ。
(ちなみに、野良犬もたくさんいる。)
常に観光客の多いイスタンブールとあって、用心深い動物であるはずの猫も
完全に人慣れしており、
各国の猫好き観光客達にパシャパシャ写真をとられているのであった。
(私も猫好きです、はい。)
これは、スルタンアフメット・ジャーミィ前のベンチで昼寝する猫。
観光客たちが猫を撮る順番を譲りあったりしてて。モデルみたいね、あなた。
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そして、グランドバザールのはずれにいた猫。
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昨日ガイドブックでエミノニュからアジア側に渡るフェリーは
15~30分に1本程度の頻度であることをチェックしていた私は、
やはり海に心惹かれて、フェリーでアジア側に渡ってみることにした。
フェリーターミナルのある、エミノニュに行くと、
ボスフォラス、ボスフォラス、ボスフォラス、ボスフォラス、ボスフォラス~........」と
ボスフォラスを連呼しているオジサン多数。
時間があれば、もちろんしたいですよ、ボスフォラス海峡クルーズ。
でも、残念ながらあんまり時間ないんです...。
エミノニュには行き先ごとに分かれた停泊所がある。
Jetonというコイン型の切符を買って乗船する。
海からボスフォラス大橋を眺め... この日はやや曇りがちであった。
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チャイなどのんで優雅に~と行きたいところだが、距離が短いので、すぐ到着。
フェリーはÜsküdarに着いた。
あんまり行き先を深く検討せずに、飛び乗ったのだが、
アジア側に行くなら、やはりKadıköyに着くフェリーに乗るべきであった...
まあ、特別何かしたかったわけでもなく、フェリーに乗りたかっただけだから、いいか。
また同じ航路のフェリーに乗り、ヨーロッパ側へ戻る。
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今度は、新市街がどんなとこだか、ちょっと見てみようと思い、
またトラムT1に乗ってガラタ橋を渡り、
終点Kabataş‎でフニキュレルに乗り換えて、タクシム広場へ。
イスタンブール中心部は、これら公共交通機関も発達しており、大変便利。
トラムもフニキュレルも新しくて、とてもキレイ。
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フェリーと同様、Jetonというコイン型切符で乗ることができるが、
地元の人々はICOCAみたいな切符で乗車していた。
『トルコで私も考えた』の作者の方がイスタンブールに住み始めたころは
まだトラムも建設中で、新市街にいくには、バスの停留所を降りて
随分歩いたりと、大変だったらしい。
いまや、トルコのとくにイスタンブールやアンカラなどの都市部は
利便性という点ではヨーロッパの街と何ら変わることなく、完全な先進国だが、
これもここ15年ほどの間に急成長したものであるよう。
私たちのような旅行者は、その街のほんの1点の時間しか見ないから、
移り変わりがまったくわからずに、「トルコってこんなとこ」と思ってしまうが、
住んでいる人からすると、目まぐるしく変わってきた街なのだろう。

新市街の通りは非常に人が多くて、雰囲気としてはやはりヨーロッパの
古い街に近い。
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トルコ民族はもともとはアジア系の民族なのだろうが、
実際には外見上いわゆるヨーロッパ人に近い人もとても多い。
髪も黒髪の人もいるが、金髪、褐色と様々で、
これまた文明文化の十字路あったことを思い起こさせる。
東洋、西洋どちらから見てもエキゾチックなところ。

タクシム広場は、昨年自爆テロがあったところである。
こんな、観光客の多い、にぎわった場所で...。
そう考えると、少し茫然としてしまう。
まだそれから1年経っていないのである。
早く、人が人の命を奪うようなことがこの地球上からなくなることを祈るばかりである。
そんなこともあってか、街中でパトカーがをかなりよく見かけた...。
そういえば、トルコのパトカーは自由度が高いのか、
Mini oneやJukeのパトカーも見かけた...。おしゃれというかなんというか。

新市街で簡単に昼食を済ませると良い時間になったため、
また旧市街へ戻り、
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スィルケジ辺りでささっと土産など買って、車をとりにホテルへ。
下はヒュダーベンディガー通りの店で買った飾り皿。
英語堪能な店のお兄さんによると、セルジューク朝の柄だそう。
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イスタンブールでは、いろいろ屋台があって、焼きとうもろこし、スイカ、トルコアイス、
他によくわからない食品など多数見かけた。
トルコアイスは確か一時日本でも有名になった。
私たちは、MADOというトルコアイスのお店で、ひとつ買って食べてみた。
これは大変美味しかった!
この店が日本にないのは大変残念だ...

そして、アタテュルク空港へむけて出発。
途中、できたばかりっぽい雰囲気のCarrefour S.A.の巨大ショッピングモールへ寄って
食料品などを買った。
トルコまで来てまたCarrefourに行ってしまった...。
ZARAやArmani Jeansやどこでも見かける店が多く、売ってるものも流行りも同様で
なんだか最近世界が(少なくとも大型ショッピングモールは)均質化しつつある気が。
全然トルコと関係ないが、モール内でKrispy Kreme Donutsを発見したので、食べてみた。
先日、大阪駅のKrispy Kreme Donutsに大行列ができているのを目にしたばかりだったので
どんな味なのかと思い...。(ちなみにこちらは閑散)
結果、特別な味というわけでもなく、私は普通に近所のミスドでいいやと思った。

アタテュルク空港は、表示が非常にわかりやすいため、レンタカーも迷うことなく、
無事返却できた。
あまりきちんとメーターを見なかったが、今回の総走行距離は1500Kmくらいだったよう。
燃費は16~17Km/Lくらいかな。(きちんと計算したわけではない)
夫はとても車が好きなので、乗ったことのない車に乗ると、
運転の感覚だとか機能だとか、乗り心地だとかいろいろ語る。
今回も「乗り心地どうだった?」と聞いてきたが、
「え、別に、普通。いいんじゃない。」というと、
「それだけ?」みたいな、もっと熱く語ってほしそうだったけど、私は、あんまり車に興味ないので。
でも、運転お疲れ様!

すでにOn line check-inをしていたため、空港カウンターの手続きも早く、
出国審査等々も拍子抜けするほど早く済んでしまったため、
空港でかなり時間を持て余した。
アタテュルク空港はあまり大きくないのに、すごい人の多さで大混雑であった。
19:30の飛行機でドバイへ向けて出発。
眼下にイスタンブールの夜景が広がっていた。
東京や大阪の夜景もすごいといつも思うけれど、イスタンブールはとにかく広い。
(香川県くらいの面積らしい。)
そしてずっと、いろいろな街の灯りを見ながらのフライト。
夜のフライトもいいものだ。
さようなら、トルコ!!
Tekrar görüşürüz...






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トルコ旅行記5日目 (9/8) アンカラ→イスタンブール [トルコ旅行]

朝早めに起きて出発する予定だったが
いつもの如くだらだらとしていると、また出発が9時ごろになってしまった。

アンカラ市内でまたガソリンを入れて、アンカラを後にした。
アンカラは首都だけあって、道路はイスタンブールよりさらに近代的に整備されており、
交通マナーも良かった。
(イスタンブールも基本的にさほどに交通マナーが悪いとは思わないが)
ただ、どこでも方向指示器なしで前に割り込んできたりするのは同じ。
他には、車線の境界線が消えていて、前の車がどのレーンの車なのか、
さらには、そもそもこの道路は何レーンある道路なのかがよくわからないことが時にある。
でも、そんなところは短距離なので、実質あまり困らない。
トルコの信号は赤から青に変わる前にも黄色信号が出るのだが、
黄色から青になった瞬間に発進しないと、後ろからクラクションを鳴らされる...
トルコ人、のんびりなようで、実は短気なのかね...

トルコはヨーロッパと陸続きなので、EUマークの車が多いかと思っていたが、
意外とあまり見なかった。
一番多かったのはやはり[ D ](ドイツ)、他は[ F ] (フランス)、[ GR ](ギリシャ)など。
流石に自分の車でやってくる人は少ないのだろうか。

ところで、店で何か買ったり、食べ物を注文して、店員が品物を渡してくれたときに
こちらが、「ありがとう」と言うと、
向こうが返してくる言葉が「アウフ ヴィーダーゼーン」と言っているように聞こえる。
なんか聞いたことあるな...Auf Wiedersehen? ドイツ語じゃん!
というわけで、夫に言うと、やはり夫もそう聞こえるとのこと。
何回か耳にしたので、聞き間違いでもあるまい。
ドイツはトルコからの移民が多い国なので、行き来もあって、このような言葉が日常に定着したのか。 
それとも、我々が外国人だから、敢えてドイツ語なのか?
(我々2人とも、大学の一般教養の第2外国語でドイツ語を選択しているが、今となっては
それこそ、Auf Wiedersehen程度のあいさつしか覚えてない...)

本日は、どこにもよらず、高速道路で一路イスタンブールを目指す。

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海外のレンタカーでも、CDはかけられることが多いので、たいていお気に入りの音楽を
準備しておくのだが、今回は準備しておらず、
ドバイの空港で買った、『The Dessert Rounge』というアラブ系クラブミュージックの
コンピレーションアルバムをかけてみたが、これが夫に不評で...
(そもそも、彼はクラブミュージックが好きじゃないので)
関空に行く途中にHMVで買ったCoccoのベストアルバムをかけた。

ザ・ベスト盤(初回限定盤)

ザ・ベスト盤(初回限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2011/08/15
  • メディア: CD


Coccoさんが沖縄出身で、歌詞にも沖縄の風物がよく登場することに大きく影響されてか、
私はCoccoの歌声を聴くと必ず沖縄の美しい海や、
緑いきれとでもいうようなむせ返る亜熱帯の緑と植物の香りを強く連想してしまうので、
乾いたアナトリア高原の雰囲気とは全くそぐわない気もするが...
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アナトリア高原よ、さようなら...



どんどん高速を走って、またイスタンブールに近づくと、緑が増えて延々と続く住宅地がみえ、海が見え。
イスタンブールに入ると、交通量が増えて、高速なのに渋滞したりする。
そんなスピードの落ちた車の間を縫ってミネラルウォーターや携帯電話の電池やなんかを
売り歩いているオジサンや少年がいる。高速なのに... どうみても渋滞を助長しているようにみえるけど。
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またボスフォラス海峡に戻ってきた。
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ここからが問題であった。
私たちの目的地は、旧市街のマルマラ海沿いにあるKalyon Hotel。
TomTom(カーナビ)の提示したルートは、ボスフォラス大橋(第1橋)を渡ったら、すぐ高速を降り
新市街を通り抜け、ガラタ橋を渡って、そこから海沿いにホテルに辿りつく、というもの。
交通量の多い午後の時間に、渋滞の市街地を通るなんて、気をつければ避けられたのだが
「うっかりしていて」そのルートのまま走ってしまい、
案の定、新市街の途中から渋滞、のろのろ運転で、かなり時間をロスした。

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旧市街側まで高速のまま行って、テオドシウスの城壁のあたりから海沿いの道路を東へすすめば
早かったのだろう。(テオドシウスの城壁の外側は交通量が比較的少ない)
まあ、イスタンブールの最も渋滞しやすいエリアを通った割には、
言うほど交通マナーが悪いわけでもないし(指示器なし前方割り込み、歩行者の信号無視くらい)
そんなに困らなかったのだが。

さてそんなことでホテルに着いたのは15時ごろになってしまった。
翌日は19:30の飛行機で帰国なので、
本日のうちに少しでもイスタンブールをみておこう、というわけで
ちょっと休憩したらすぐ出発。
ホテルは旧市街の観光スポットまで徒歩圏内なので、ここからは車は不要。
長旅に疲れたFocusはホテルで休ませておく。

この日も快晴で午後のイスタンブールはそこそこ湿気もあり、暑かったが、
それでも日本よりは幾分か涼しく、観光はしやすい。
しかし、半袖の私はよいが、全身を覆っているイスラムの女性
(薄手のロングコートを着ている人が多かった)はやっぱり暑いんだろうね。
みんな涼しい顔していて、暑がっているようにはみえなかったけれど...

まずは、アヤソフィアへ。
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もとはギリシャ正教の建物でありながら、ミフラープがあり、アラビア文字の円盤があり。
本当にここは、深い歴史のある文明の十字路なのだと実感できる。

地下宮殿をみて... 幻想的な雰囲気。
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さらに歩いて、ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)へ。
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ブルーモスクという呼び名もあるからには、いわゆる「ターコイズ・ブルー」を想像していたが、
実際には、白の面積の多い、上品なブルーのタイルが貼られたモスクであった。
青いモスクというと、どうしても以前に見た、サマルカンドのモスクを思い出してしまう。
こちらは、本当に目の醒めるような鮮やかなブルー『サマルカンド・ブルー』で、私はこちらも大好き。
スルタンアフメット・ジャーミィはお祈り中のイスラム教徒もおられたし、
(トルコ人はもちろんでしょうが、近隣アラブ諸国からの旅行者と思しき人々も多かった)
あまり長居は申し訳ない気がして、早々に外へ。
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そしてトラム路線に沿って歩き、国鉄スィルケジ駅をちらっとみて、ついでに用を足して、また歩く。
スィルケジ駅は終着駅構造の駅。閑散としていた。

もう夕刻であった。
対岸の新市街ないしは、ガラタ橋のあたりから、夕焼けでシルエットになるモスクの姿をみたかったので
またてくてくと歩いて、エミノニュへ。
日本でも外国でも、港の雰囲気が大好きな私。
海からの風が吹いて、かもめが飛んで、船が出ては入っていく...

釣り人だらけのガラタ橋を歩いて渡り、途中で下へ降りて、暮れていく旧市街を眺めた。
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ガラタ橋の下はレストラン街になっていて、ちょうど夕食の時間でもあったため、
各レストランでは激しい客の呼び込みが行われていた。
私たちは、とくに夕食の場所を決めずぶらぶらしていたから、
それらレストランのうちのひとつの呼び込みに負けて、席についた。
味は普通だったが、暮れてゆく旧市街の景色がみえる、よい席であった。
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アンチョビのフライを注文してみたが、
シンプルな味付けで日本と同じイワシの味であった。(当たり前だけど)
しかし、トルコでは、玉ねぎやししとうを全く手を加えず、生で食べる習慣なのか
皿にこれらがつけあわせとしてデーンと乗っていて、戸惑ってしまった。
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帰りはトラムTramvayのT1路線に乗ってEminönüからSultanahmetまで。
再びスルタンアフメット・ジャーミィの前を歩いていたら、21時ごろだったか、
今回のトルコ旅行で初めてのエザン(イスラム教のお祈りの合図)が聞こえてきた。
昔他のイスラム教国を旅した時には、早朝にこの大音量放送で目が覚めてしまったものだったが...
今回は私たちが郊外にばかり泊っていたから聞こえなかったのだろうか。
けっこうな大音量ではあるが、夜の旧市街で聞くと、それはそれで
異国情緒豊かで、しばし聞き入ってしまった。

夜のイスタンブールは心地よい気温で、海沿いをとろとろ歩いてホテルに帰った。
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