四国カルストで秋を感じる [one-day trip あれこれ]

まだ地上はけっこう暑かった10月の初旬に四国カルストへ行ってきた。
実は、9月にも行ったのだけど、地上は晴れていたというのに、「山の天気は。。。」というやつで、
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こんな感じでどうにもならなかったので、リベンジというわけで。

愛媛と高知の県境の高地で、私は何年か前にもGW頃に行ったことがあるのだが、
日本(特に四国とは!)とは思えないような景色で、気持ち良いところ。

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(GWのときは、なんと恐ろしいことにカルスト台地の中を走るこの狭い道が渋滞で
ぎゅうぎゅう詰めになっていて、対向するのも四苦八苦な状態だった。。。)

ただ、難点は同じ四国内だというのに、四国東部にある自宅からは、どの経路を通っても大変に
遠いということで、9月に行ったときは、松山経由でまずまず早く着いた気がするのだが、
今回は高知のある場所で寄り道してから行ったら、道の選択を誤って、
細くて曲がりくねった山道を延々と走る羽目になり、
なんと到着まで4時間くらいかかってしまった。同じ四国の中というのに。
というわけで、ついたらすでに夕方。
しかも激しい山道で車酔い。

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まあでも、高原の風に吹かれて気分はすぐ爽快に!
この日は、晴れていて、牛もクッキリ。
しかし、気温は10度? ほどしかなく、この時期としてはかなり寒かった。


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さてさて、どうしても牛に目がいくのでありますが、

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今回は、牛を見に来たんではなくて、

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すすきを見に来たんだった と 途中で思い出す。

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思い出したのが遅すぎて、すっかり夕暮れ。

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すぐに日が落ちてしまい、マゼンタ色の空。

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近くの宿泊施設でみた、雪景色の写真がとても綺麗だったので、
次回は冬に訪れてみたい。

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国道フェリーで黄昏クルーズ [瀬戸内海のみえる風景]

「クルーズ」といっても、ディナークルーズとかそういうお洒落めいた話ではない。

ものすごくローカルな話題ではあるのだけど、
岡山県玉野市宇野港と香川県高松市高松港を結ぶ、宇高航路で運行していた
『宇高国道フェリー』が、去る10/17をもって休止状態となった。
瀬戸大橋の開通、最近の高速道路料金の値下げで利用客減となり、今までも
他の会社が、この航路から撤退してきた。
そして、2社残っていたうちの、国道フェリーが休止。残るは、『四国フェリー』のみとなる。

瀬戸大橋は私が小学生の頃にすでに完成していたので、
私は宇高連絡船に特別の思い入れがある世代ではないのだけど、
岡山、香川両県に在住歴のある自分としては、やはりちょっぴり寂しい気持ちになる話題である。

あくまでも、「休止」ということなので、再開もありうるのかもしれないけれども、
休止前に一度乗っておきたくなり、9月の末のお天気の良いある日、仕事帰りに乗船した。


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ちょうど、中秋の名月の数日前だったので、もうすぐまんまるになりそうなお月様が空に。

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この航路は、自然の眺めが美しいというよりは、多くの人工物と産業活動を眺めることもできる航路である。
造船所あり、

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煙突の煙あり、

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そして、海にかかる橋あり。
ただし、瀬戸大橋よりけっこう東を走るので、橋はちょっと遠くにみえる。

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大きな地図で見る

夕焼けバックの、宇高国道フェリーのマーク。

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斜陽、黄昏、なんかちょっと切ない、そんな気分。


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この時期は、海風に吹かれても、寒くもなく、そして、暑くもなく。
船の上がすごく快適。
しかも、甲板にはだ~れもおらず。

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1時間の船旅。

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便利さ、という意味では、橋は本当に便利だ。
けれども、船が身近にあるというのは、やっぱり特別なもの。
相反するし、私には如何ともし難いことなのだけれど。。。


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初秋の北陸東北ドライブ旅行記⑥ 延々と続く帰路 [北陸・東北]

十和田湖を折り返し地点に、帰路へ。
ナビで、単純に現在地→四国の自宅のルートを検索したら、
なんと、意外なことに、南側(東名、新東名)より、北陸道を通るほうがちょっと距離が短いらしい。
(いずれにしても1350km弱という、気の遠くなる距離である)
この時、十和田湖にて18時過ぎ。
翌々日の朝には、用事があり自宅にいないといけないので、翌日1日で帰りきらなければ。
というわけで、この日のうちになるべく南下しておこうと出発。
本当は、那須のあたりまで、南下しておきたかったのだけど、
東北道岩手山SAで夕食をとっている間に、疲れを感じ、あと何百キロも走るのが面倒になってしまい、
結局、仙台で泊まることに。。。

翌朝、帰りの経路を北陸道にするかどうかもう一度悩む。
確かに、往路の北陸道は交通量が少なくて大変快適だった。
しかもこの日は三連休の初日なので、人口の多い太平洋側を通るのは
なんだかイヤだな~という予感はあった。
けれど、
やっぱり、
「新東名走ってみたい!」
というわけで、快適そうな北陸道を却下して、新東名方向へ。

東北道上りはさほど混雑もなく(下りは混雑)スイスイと。
しかし、猪苗代湖やら、磐梯吾妻スカイラインやら、魅力的な地名の看板を
無視してドライブするのはけっこう辛い。
でも、ここで寄り道したら、本気で帰れなくなってしまうので、とにかく先へ。

そのうち、運転は夫にまかせて眠ってしまい、気がついたら、埼玉県のとあるSA。
別に、観光地というわけでもなさそうなのに、すごい人の多さ。
やはり関東はこれか。。。と思いつつ、昼食をとり、
その後どこを走ったか、私は憶えていないが、とにかく、富士五湖道路を通って御殿場へ到着。
富士五湖道路を通っているとき、富士山を背景にした、ススキ野原が大変綺麗で、
是非、下におりて眺めたいと思ったのだけど、いってみたら、陸自の演習場らしく、
どうも簡単に中に入れそうになく、撤退する。

富士山で寄り道していたら、また遅くなってしまい、日没に。
日が暮れてから、新東名に入る。
何か特別なのかというとそういうわけでもないけれど、やはり新しい道は大変走りやすい。
対向車線のライトが眩しくないのが◯。
NEOPASAにも寄ってみたけれど、売られている商品の種類が半端じゃなく、
ゆっくり見れば、とても楽しそうだった。

しかし、案の定、浜松あたりから激しく渋滞で、一度、高速を降りることに。
都会ぐらしではないので、渋滞に対する耐性が極度に低い私達。
愛知県に入って簡単に夕食をとり、再び高速で、伊勢湾岸道→新名神 と進む。
私はいつものごとく、眠っていて、気がついたら京都であった。

京都まで来れば、あとはいつもの慣れた道。

これだけ走ると、日本も決して広い国ではないが、
ほんとうにいろいろなところがあるなあと実感する。

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深夜2時、帰着。
総走行距離3126.7km。
まあよく走ったもんだと思う。
天気に恵まれ、事故もなく、感謝、感謝。






タグ:ドライブ
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