冬のフランスドライブ旅行記 5日目(2008/12/27) ②シャンボール城→トゥール→ノワイヤン・ド・トゥレーヌ [フランス旅行]

シャンボール城をでたあとは、とりあえず、明るいうちにこの日の宿をめざす。
ロワール地方ということで、いつものように安易にビジネス風のホテルでなくて
一泊くらいは、と古城ホテルに泊まることにしていた。
ノワイヤン・ド・トゥレーヌ Noyant-de-Touraineというところの
Chateau de Brouという15世紀のシャトーホテルである。
古城ホテルなので街中にあるわけもなく、ものすごい辺鄙なところにある。
しかも途中から道は私道になり、ゲートで宿泊者であることを告げて、
開けてもらわなくてはならない。
ゲートを通ってからもかなり距離があったと思う。
暗くなってからはじめて探すのでは到着できそうにない感じ。
チェックインして荷物を降ろしたら、すぐにまた出かける。

この辺りを車で走ると、”Chateau..."や"Chateaux..."という看板が目まぐるしく出てきて、
いったいどれだけ城があるんだろうと思ってしまう。
我々は特別城大好き!というわけでもないので、時間をかけてたくさんの城を
みるいわゆる「ロワール古城めぐり」をする予定にはしておらず、
もうひとつくらいどこか見ればいいか~程度であった。

夕食はトゥール Toursに出て食べる予定だったから、
その途中でアゼ―・ル・リドー城でも見てみて、気に入れば翌日見に行こうと
いうことになった。

途中で夕陽をみて、
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アゼ―・ル・リドーの街につくと、もう夜である。
当然、城は閉まっていた。
街は素朴でなかなかかわいらしい雰囲気で、
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翌日またきてみることに。

そして、夕食にむかう。


大きな地図で見る

トゥールの街。
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イルミネーションなど施されているものの、
ホリデイシーズンのためか、通りは閑散としており、ちょっと寂しい感じ。

いつも海外旅行では、『地球の歩き方』をもっていくが、
このフランス旅行では、夫の手持ちのミシュランガイドが大変重宝した。
ミシュランガイドといえば、通常は赤色のレストラン格付けガイドのことを指すのだと思うが、
美食家でない我々には無縁の世界であり、
我々の使ったのはいわゆるふつうの旅行ガイドブック、グリーン・ミシュランである。
ミシュランはタイヤ会社であるから、ミシュランのガイドブックはもともとはドライブ用ガイドブックなのである。
グリーン・ガイドのフランス版は、自国のことでもあるせいか、
情報量が多く、ドライブ旅行には有用である。
(『地球の歩き方』は電車やバス利用をメインにしてあるので、ドライブ情報は不足気味。
でも確か『ヨーロッパドライブ』っていうのはあったと思う。)
グリーン・ミシュランでは観光地がやはり星の数でランク付けされていたりするのだが、
このガイドブックにもレストランの紹介はある。
そして、この日はグリーン・ミシュランで紹介されているレストランに行くことにした。
店の名前はすっかり失念。

いわゆる、伝統的なフレンチだったと思うが、
味はどうだったかというと、美味しいけれども、
日本でいただく日本人受けするフレンチではない、当たり前であるが。
そもそも給仕がずっと近くにいたり、
「マダムにデザートはいかがですか?」と丁重に尋ねられたりすると
高級レストランでなくともキンチョーするので、
やっぱりもっと庶民的な居酒屋的な店のほうが、私達向きだと思ったのだった。





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