黄葉アラスカドライブ旅行記5日目 (2010/9/9) デナリ国立公園→アンカレッジ→シアトル [アラスカ旅行]

5日目、最終日。
この日は、17:30の飛行機でシアトルに向かう日であった。
しかし、この日は何かと小さなアクシデントの多い日で...。


まず、朝、起床し、洗面時には特に問題なかったが、
えらく照明が暗いな~とは思っていた。
ドライヤーもパワーないし、電力低下~? みたいな感じで。
暫くすると、照明が点かなくなった!! 停電だ~!
というわけで、夫をたたき起した。
そのうち、ポンプも駄目になって水が出なくなりそう。

私達の泊っていた棟だけか、と思いきや、ホテルは全館停電している。
ここで、夫が「ヤバイ!! 」と思ったのは、ガソリンのことである。 
昨日の時点でずいぶんガソリンが減っていたので、今日は朝一で
ガソリンを入れなければいけなかった。
近くのガソリンスタンドまで停電していると、給油ができない可能性が。
そうなると、ここで足止めを食ってしまう...。
観光地ではあるが、ここはものすごい辺鄙な田舎である。
他の街に行くとて、次のガソリンスタンドまで、結構な距離があるはずだ。

外に出ると、他の宿泊客も、部屋にいても仕方ないからか、小雨の降る中、
外に出ていてお困りポーズで"No light."と言っている。

見てみるとどうも、隣のホテルも停電している。
けっこう広範囲な停電か、それはまずい、
大急ぎで支度して、チェックアウトに向かった。
フロントはPCももちろん立ち上がっておらず、真っ暗。
「チェックアウトお願いします。」と言うと、
フロントのお姉さんは、"You're all set."と言ってくれたが、
PCもみずにどうやってそんなことわかるんだろー...
まあ、いいや、別に、お金はネットですでに払ってるんだから、というわけで早々に撤退。

車で外に出てみると、道路をはさんで反対側のガソリンスタンドは停電を免れており、
無事給油できた。
ほっとしながら、出発。
ここは、アメリカであるから、こんな超広大な大森林の中でも、
快適に電気も水も通って観光客も大勢やってくるが、
本来の姿は、人類の文明活動とは別世界の、大自然のど真ん中なのだから。
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George Parks Highwayを今度はどんどん南下する。
この素晴らしい色彩!!!
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むむ、山肌にみえる白いものは氷河だろうか。
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こうして、天候はイマイチなものの、気持ちよくすすんでいたのだが、
途中で、突然道路工事により通行止めに。
迂回路があるわけでもないので、ひたすら停まって待つ。
早めにデナリを出ていた良かった。
排気管が運転席の横についた、いかにもアメリカらしい大型ダンプが
次々と大量の土を運んできては、ダーッと排出していくのを延々と眺める羽目に...
30分くらいは待っただろうか、やっと開通した。

そんなこともあったけれど、結構あっという間にアンカレッジに戻ってきた。
来たばかりの時は、とても閑散としているようにみえたアンカレッジだったが、
アラスカをドライブしてもどってくると、すごく大都会にみえるので不思議である。

逆にあまり早くにアンカレッジに着いてしまったので、雨の中、あてもなく、
家具屋などをみてまわってしまった。
アメリカの家具はサイズが全く日本とは違い、何もかも巨大で、
こんな家具をみていると、日本の家具は、小人の家具にみえてしまいそう...

あっという間にアラスカドライブの旅は終わってしまい、
シアトル行きの飛行機に乗り込んだのであった。
DSC01550b.jpg
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飛行機からは、氷河がみえ、
あーこんなところにも行ってみたかったな~と思いながらシアトルへ...
DSC01565b.jpg
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