黄葉アラスカドライブ旅行記4日目 (2010/9/8) デナリ国立公園 [アラスカ旅行]

曇天だが、朝はどうにかまだ雨はふらず、持ちこたえている感じの天候。
この日は、午後から、デナリ国立公園内のTundra Wilderness Tourに参加することにしていた。

午前は、適当にそのへんをぷらぷらしようということで、
まずは、車でちょこっとばかり周辺をドライブ。
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赤い葉の低木もあり、秋らしい色のミックスだ。
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森の中をぶらぶらしていると列車の走る音が聞こえてくる。
アラスカ鉄道か! と思い、急いで線路に近付いてみたが、(私は、別に鉄子ではない。)
先頭の機関車のみだった。点検中なのかな?
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でも、運転手のオジサンは愛想よく手を振ってくれました!

またホテルに戻ってホテルのすぐ下のNenana River周囲を散策してみた。
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さて、午後からのTundra Wilderness Tourであるが、
そもそもこれに参加するかどうかは相当悩んでいた。
デナリ国立公園は、一般車両は入り口から15マイル弱のところまでしか入れない。
もっと奥の方にいこうと思ったら、シャトルバスに乗るか、ツアーに参加するしかない。
公園は無茶苦茶広いので、バスで終点まで行くと13時間もかかる!
しかも8月中旬以降は本数が少ないとか(そもそも9月中旬ですべてのバスがストップする)、
予約が必要なので、ギリギリまで悩む余裕はない。
自由にトレッキングしてみたいものの、そもそも1日しか日を設けていないし、
まあ、今回はeasyにツアーでも参加してみるか、と思って予約していたのだ。
が、ホテルにツアーバスが迎えに来て、ツアー参加メンバーをみて思った。
我々は、ちょっと場違いだ、これはシニア世代がターゲットのツアーであったと...。
要は、自力でシャトルバスで回ったり、トレッキングしたりするのはキツイので、
車で連れて行ってもらって車窓から景色を眺めて満足するというのが目的である。
ほとんどの参加者が、アメリカ人熟年夫婦。
日本人の夫婦が私たち以外に2組、こちらは誤差10年以内程度の同世代。
ツアーはドライバー兼ガイドのオジサン(というかややオニイサン寄りか)が引率する。
なんだかな~と思ったけど、もうバスも来たわけで、そのまま参加。

出発直後からついに雨が降り始めた。
この調子では、どのみち、トレッキングも無理だっただろう。
ガイドのオニイサンはアメリカ人らしく、朗らかで、早口でジョークを交えて良く喋る。
公園内の動植物の説明がメイン(その知識もスゴイ)ではあるが、結構他州の国立公園の
話題などもあり、そのたびに「○○国立公園のある州はどこかわかりますか~?」とか、
「○○州の方、おられますか、手を上げてください。」みたいな、
アメリカの各州の自然にまつわるクイズやら各州お国自慢的な内容も多く、
我々のような外国人など完全に話題から取り残されているのであった。
そもそも早口の英語についていけなくて、半分くらいしか理解できなかったのだが。
まわりのおじさま、おばさま達はトークを楽しんでおられるようであった。

途中で、グリズリーベアを見ることができ、、、
(動物がいると、バスを停車し、望遠カメラを操作して、その画像を車内で見せてくれる)
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他にも、カリブーやらヘラジカやらいたのだが、遠すぎて、肉眼ではツノしか認識できなかった。
途中、少しは降りて歩いたりできるのかと思いきや、トイレ休憩のみ。
まあ、いずれにしても雨で、歩くのは無理であったのだが...。
(そんなことも知らずに、かなり本気のトレッキング装備で乗車していた私達だった...)

しかし、結構な高度の路肩の少ない崖っぷちを走る場面も多くて、
ちょっとした高所恐怖症の私は、外をみることのできない時間もあった。
オニイサンはとっても運転が上手だったけど。

車窓からの景色は悪天候にもかかわらず、すばらしく、
あーもう、絶対に次は何泊かしてトレッキングするぞ!と決意したのであった。
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ツンドラの赤い紅葉の大地。霧がまた幻想的。
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くーっ、、ここを自分の足で歩いて堪能したいっ!!

というわけでかなり不完全燃焼なツアーであった。
デナリを自分の足で歩いて楽しむには、天候の悪化も考えて、
少なくとも数泊したほうがよさそうである。
今の、時間不足の私達には、難しいのではあるが...。









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